25年愛され続けた人気舞台が遂に映画化!懐かしい昭和歌謡の名曲にのせて♪
売れないコーラスグループと歌手を夢見るヒロインが出会ってしまって大ブレイク!?
見たことのない
最高のステージが幕を開ける!
■25年愛され続けた舞台が映画化!
劇作家・演出家の水谷龍二とラサール石井、小宮孝泰が、「笑ってホロリとする作品」を作ることを目指し結成したユニット「星屑の会」によって1994年に第1作「星屑の町・山田修とハローナイツ物語」を上演。その後25年に亘って愛され続けた舞台「星屑の町」シリーズ(全7作)が、ハローナイツのメンバー変わらず、ヒロインにのんを迎えて遂に映画化!
■時代を超えて復活!昭和歌謡の名曲たち♪
「恋の季節」「宗右衛門町ブルース」「ほんきかしら」「新宿の女」「中の島ブルース」など、聴けば誰もが耳にしたことのある昭和歌謡が続々と登場!!歌から生きる元気・勇気をもらった昭和という時代。その時代を彩った名曲が、令和に蘇る。さらに、「山田修とハローナイツ」として96年に発売した「MISS YOU」、オリジナル楽曲「シャボン玉」にも注目。新しい時代を迎えても、いつだって歌で元気をもらう♬
■のんが銀幕に復活!!さらに熱唱披露で七変化!
豪華ベテランキャスト陣×ヒロイン・のん
意外にして絶妙な組み合わせ
25年間を共にした仲間として息ぴったりのハローナイツのキャスト陣 。円熟味溢れる演技と阿吽の掛け合いが妙なリアリティを生み出し、たっぷりの笑いと、時には涙を誘いだす。さらに、本作のキーパーソンともいえるのが、6年ぶりの実写劇場映画出演となるヒロイン・のん。『マイ・フェア・レディ』のイライザの如く、田舎娘がやがて大輪の花を咲かせるまでの変身を見事に演じ、吹替えナシの透き通る歌声で、妖艶さと軽快さを見事に歌い分ける。60年代を意識した衣装の七変化も見逃せない。長年培われた熟練の芝居に、のんの透明感あふれる演技が加わることで、意外性がありつつも、またとない最高のメンバーで、観る人すべてを魅了する!
■出会いによって輝き始める人生とその後
鳴かず飛ばずの売れないおじさんコーラスグルーブが、歌手を夢見るヒロインと出会うことで人生が大きく変わり、新たな人生を歩むことになる。そして、成功の中で気づかされる“大切なこととは?”終わった後、誰もが名曲を口ずさみたくなる、笑って、ホロリとする温かい映画が誕生しました。
「山田修とハローナイツ」。大手レコード会社の社員だった山田修(小宮孝泰)をリーダーに、歌好きの飲み仲間、市村敏樹(ラサール石井)と込山晃(渡辺哲)、青木五郎(有薗芳記)をコーラスに、大阪ミナミでくすぶっていた歌手の天野真吾(大平サブロー)をボーカルに迎えてスタート。途中から参加した西一夫(でんでん)は、ハローナイツの借金を肩代わりするのを条件に、博多の焼き鳥屋と4人の子どもを女房にまかせてメンバーになった。それぞれの事情を抱えながらグループを続けてきたものの、これといったヒット曲もなく、ベテラン女性歌手・キティ岩城(戸田恵子)と地方を回りながら、何とか細々と活動を続けている。
そんなある日、東北の田舎町でメンバーが出会ったのは、東京から出戻り、再び歌手になる日を夢見る田舎娘・愛(のん)。 突然、ハローナイツに入りたいと直訴して、大騒動に発展、すったもんだの末に、愛はハローナイツに加入することとなり、状況が一変!たちまち人気者となりスポットライトを浴びることになる。 思いがけず夢を叶えたかに見えたメンバーだったが─。
大平サブロー【天野真吾】
1956年2月24日生まれ。大阪府出身。1976年に大平シローとともに「太平サブロー・シロー」で漫才コンビとしてデビュー。1980年代の漫才ブームで一世を風靡し、数々の賞を受賞。その後コンビを解消し、大平サブローとして活動。現在は、大阪のテレビ番組を中心に活躍中。近年の主な出演作は、「だんらん」(13/関西テレビ)、「なめとんか やしきたかじん誕生物語」(18/関西テレビ)、『笑顔の向こうに』(18)など。
ラサール石井【市村敏樹】
1955年10月19日生まれ。大阪府出身。渡辺正行、小宮孝泰と「コント赤信号」を結成し1980年テレビデビュー、多くのバラエティ番組に出演し人気を博す。俳優としても多くの作品に出演し、舞台の演出家としても知られる。近年の主な映画出演作に『こちら葛飾区亀有公園前派出所THE MOVIE」(11)、『小さいおうち』(13)、『スプリング、ハズ、カム』(17)、『星くず兄弟の新たな伝説』(17)、『生きる街』(18)など。
小宮孝泰【山田修】
1956年3月11日生まれ。神奈川県出身。1980年、渡辺正行、ラサール石井とコント赤信号でテレビデビュー。30代からは俳優業に専念し始め、「星屑の町」シリーズだけでなく、自らプロデュースした「ドレッサー」、ひとり芝居「線路は続くよどこまでも」、役者の落語会「ごらく亭」ほか、様々な劇団の舞台にも挑戦。主な映画出演作に、『ゲロッパ!』(03)、『わが母の記』(12)、『インザヒーロー』(14)、『息衝く』(17)など。
渡辺哲【込山晃】
1950年3月11日生まれ。愛知県出身。劇団シェイクスピアシアターで37作品中36作品に出演し、黒澤明監督作品『乱』(85)でスクリーン・デビュー。舞台では、2018年、水谷龍二(本作の原作・脚本)による脚本・演出で「カクエイはかく語りき」のひとり芝居を12年ぶりに再演。近年の 映画出演作品に『シン・ゴジラ』(16)、『終わった人』米映画『DARC』(18)、『楽園』(19)など。近年は海外作品の出演も多い。
でんでん【西一夫】
1950年1月23日生まれ。福岡県出身。30歳の時、お笑いスター誕生で8週勝抜きを果たし、当時新進のコント作家、構成作家・水谷龍二(本作の原作・脚本)と出会う。映画『の・ようなもの』(81)で映画デビュー。『冷たい熱帯魚』(10)で第35回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など多数受賞。近年の 映画出演作品に『あゝ、荒野』(17)、『去年の冬、きみと別れ』『クソ野郎と美しき世界』(18)、『ブラック校則』(19)など。
有薗芳記【青木五郎】
1960年10月24日生まれ。東京都出身。1982年に第三エロチカに入団し、役者としてのキャリアをスタート。石井聰亙監督(現・石井岳龍監督)『アジアの逆襲』(83)で映画初出演にして初主演。同監督作『逆噴射家族』(84)では一家の長男を演じ、強烈な印象を残す。近年の映画出演作品に『土竜(モグラ)の唄 香港狂騒曲』(16)、『家族はつらいよ2』(17)『化け物と女』(18)など。
のん【久間部愛】
1993年7月13日生まれ。兵庫県出身。2016年公開『この世界の片隅に』でアニメーション映画初主演を飾る。口コミが口コミを呼び、大ヒットを記録。のんの演技にも絶賛の声が多数よせられ、第38回ヨコハマ映画祭審査員特別賞を受賞。『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が2019年12月20日公開。また、自ら代表を務める新レーベル『KAIWA(RE)CORD』を発足し、「創作あーちすと」としてアートを展開するなど活動は多岐に渡る。YouTube Originals『のんたれ(I AM NON)』では映画監督デビューも果たした。
菅原大吉【山田英二】
1960年4月14日生まれ。宮城県出身。「星屑の会」はじめ、水谷龍二作・演出の舞台に数多く出演。その「硬」「軟」自在な、しなやかな表現力で、テレビ、映画、舞台と幅広く活躍している。最近の主な出演作に、映画『希望の国』(12)、『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』(14)、『の・ようなもの のようなもの』(15)、『64 (ロクヨン) 』(16)、『相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』『北の桜守』(17)、『居眠り磐音』『最初の晩餐』(19)、テレビは「連続テレビ小説 あまちゃん」「きのう何食べた?」など。
戸田恵子【キティ岩城】
1957年9月12日生まれ。愛知県出身。NHK名古屋放送児童劇団を経て、ドラマ「中学生群像」(「中学生日記」の前身)でデビュー。野沢那智主宰の劇団「薔薇座」の看板女優として注目を集める。07年、アルバムをリリースし歌手として再デビューを果たし、NHK連続テレビ小説「なつぞら」(19)では煙カスミ役で、昭和歌謡を披露。2020年に『his』『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』の公開が控える。
小日向星一【山田啓太】
1995年6月4日生まれ。東京都出身。2016年から本格的に役者としてのキャリアをスタートさせる。舞台出演作には、「JASMINEー神様からのおくりものー」(17)、「コーラボトルベイビーズ」(18)、「パパ、アイ・ラブ・ユー」(18)、2019年は「ミスクチュア」「グレーテルとヘンゼル」「イーハトーボの劇列車」「今、出来る、精一杯。」などに出演。映画デビューは「リンキング・ラブ」(2017)。2018年「向こうの家」に出演。
相築あきこ【久間部浩美】
1967年8月5日生まれ。東京都出身。『THE MODS 夜のハイウェイ』 (85)で映画デビュー。その後も数々の映画、ドラマ、CMに出演。主な映画出演作に『花のあと』(09)、『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』(11)、『さよならドビュッシー』(12)、『ハッピーランディング』(15)、『人魚の眠る家』(18)など。
柄本明【久間部六造】
1948年11月3日生まれ、東京都出身。1998年『カンゾー先生』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。以降、映画賞をさまざま受賞し、2019年には旭日小綬章を受章。近年の映画出演作には『万引き家族』(18)、『ある船頭の話』(主演/19)など。2020年1月17日公開『太陽の家』の公開が控える。
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原作・脚本:水谷龍二
1952年3月4日生まれ。北海道出身。「コント55号のなんでそうなるの?」(日本テレビ)で放送作家デビュー。1982年からは、テレビドラマの脚本や、舞台の脚本・演出を手がける。1990年には、東芝日曜劇場 「四月の雨」(RKB・TBS)で日本民間放送連盟賞テレビドラマ部門優秀賞を受賞、その後、第13回日本演劇協会賞を受賞するなど数々の賞を受賞し、演劇界において大劇場から小劇場まで幅広く依頼が絶えない演出家・劇作家のひとり。1994年に「星屑の会」を結成し、山田修とハローナイツのメンバーとともに25年に亘って愛される人気舞台シリーズに育て上げた。
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監督:杉山泰一
1959年1月31日生まれ。神奈川県出身。1978年に横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)卒業後、1981年に『の・ようなもの』で森田芳光監督と出会ってから、助監督を務めて以降、『僕達急行 A列車で行こう』(11)まで、16本の森田監督作品の助監督として支え続ける。『KT』(02年)、『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』(11)、『少年H』(12)などで助監督をつとめ、2016年、『の・ようなもの』の続編にあたる「の・ようなもの のようなもの」で映画初監督、2017年には『トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡』を監督した。
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音楽:宮原慶太
東京都出身。5歳よりクラシックピアノを習い始め、中学2年の時には坂本龍一氏の家にピアノを習いに行っていた。1981年、「シルクロード」で人気の喜多郎のツアーに参加し、その後は、音楽活動の幅を広げ、1994年より髙橋真梨子のツアーに参加、現在にいたるまで、多数のコンサート、ディナーショーをこなし、コンサートマスターを務めている。Fevbre(フェイブル)というグループでも活動を続けており、アルバム「タピスリ」「タピスリⅡ」「爽」や「SKⅡ」のCM音楽、NHKの教育番組や百貨店などのBGMなど多くの作品を手掛けている。本編に登場する楽曲「シャボン玉」の作曲を担当。
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撮影監督:佐光朗(J.S.C)
1958年生まれ。和歌山県出身。日本映画撮影監督協会会員。仙元誠三氏、佐々木原保志氏に師事し、1990年『妖怪天国 ゴーストヒーロー』で撮影監督デビュー。日本でのステディカムオペレーターの第一人者。主な代表作は、「海猿」シリーズ(04~10)、『ローレライ』(05)、『UDON』(06)、『鍵泥棒のメソッド』(12)、『幕が上がる』(15)など。内田けんじ監督、羽住英一郎監督、曽利文彦監督、本広克行監督といった映画監督たちの下でキャリアを重ねている。『ピンポン』(02)で第26回日本アカデミー賞 優秀撮影賞を受賞。